慰謝料の相場|慰謝料

慰謝料の相場の法律問題について京都の弁護士が解説しています。慰謝料と相場の関係について、弁護士の無料相談を受けることができます。

Q 交通事故、傷害事件の慰謝料の相場は?

交通事故、傷害事件の慰謝料の相場は、入院期間と通院期間をもとにして算定します。

いわゆる赤本、つまり、民事交通事故訴訟損害賠償算定基準(日弁連交通事故センター東京支部)を参考にして、事案の証拠等をみつつ、相場を判断することになります。弁護士は赤本を基にして算定し慣れていますので、弁護士に相談することは有益です。

なお、後遺症が発生する場合には、別途後遺症慰謝料が発生します。

Q 性犯罪事件の慰謝料の相場は?

性犯罪事件の中には、痴漢、強制わいせつ、強姦等、多くの事案があります。基本的には、その類型に応じて慰謝料の相場が決まり、さらに、個別事情で慰謝料の金額が確定していきます。

痴漢事件では、数万円から50万円程度の慰謝料が多いです。ただし、痴漢事件といっても、実質、強制わいせつ事件もあります。その場合、強制わいせつ事件の慰謝料を基準にします。なお、痴漢事件は、基本的に、服の上から触る行為が対象です。強制わいせつ事件は、下着の中に指を入れた場合に該当することがあります。

強制わいせつ事件では、50万円から200万円程度の慰謝料になることが多いです。悪質性により、金額が大きく異なります。たとえば、被害者に怪我を負わせた場合、慰謝料は多くなります。また、刑事事件の処分も厳しくなります。

強姦事件では、100万円から300万円程度の慰謝料になることが多いです。ただし、強制わいせつ事件と同じく、悪質性により金額が大きく変わります。たとえば、被害者に怪我を負わせた場合、加害者が集団で行った場合、被害者にPTSDが発症した場合等には、慰謝料が高額化します。

また、強制わいせつ、強姦事件は、親告罪です。親告罪とは、被害者の告訴がないと起訴できない犯罪のことを言います。そのため、被害者の告訴取り消し等のため、慰謝料の示談金がやや高くなることはあります。

Q 離婚慰謝料、不貞慰謝料の相場は?

離婚慰謝料ですが、まずは、相手に責任がなければ発生しません。離婚せざるを得なくなったことについての責任です。また、慰謝料の金額は、夫婦の状況によってさまざまです。ですが、裁判例の積み重ねが多くなっているので、その裁判例で考慮されている要素を基にして、慰謝料の相場を予想することができます。

不貞慰謝料も、離婚慰謝料と同じく、裁判例で考慮されている要素を基にして慰謝料の相場を予想することができます。不貞慰謝料は、離婚慰謝料と比べ、金額は低くなる傾向があります。不倫をされて離婚になった場合と、離婚はとどまった場合では、精神的苦痛は後者の方が重くないと判断されているからです。確かに、不倫があっても、その後、夫婦関係が修復できる可能性もあることを考え、このような判断になっていると思います。

【慰謝料のまとめ】
事案 内容等
痴漢事件の慰謝料 数万円から50万円程度の慰謝料が多い
強制わいせつ事件の慰謝料 50万円から200万円程度の慰謝料が多い
強姦事件の慰謝料 100万円から300万円程度の慰謝料になることが多い
離婚慰謝料 夫婦の状況によってさまざま。有責性が必要
不貞慰謝料 離婚慰謝料より、低くなる傾向がある

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